仮定法は、現実とは異なる状況や、過去や未来の「もし〜ならば」という仮想の事柄について話すときに使われる文法です。仮定法には大きく分けて「仮定法現在」「仮定法過去」「仮定法過去完了」があります。
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1. 仮定法現在 (現実的な可能性のある仮定)
If + 現在形, will + 動詞の原形
例: If it rains tomorrow, I will stay home.
(もし明日雨が降ったら、私は家にいるでしょう。)
2.仮定法過去 (現在の非現実的な仮定)
If + 過去形, would + 動詞の原形
例: If I were a bird, I would fly to you.
(もし私が鳥だったら、あなたのところに飛んでいくのに。)
ポイント: 「were」は、すべての主語に使われるのが特徴です。
3.仮定法過去完了 (過去の非現実的な仮定)
If + 過去完了 (had + 過去分詞), would have + 過去分詞
例: If I had known, I would have helped you.
(もし知っていたら、助けていたのに。)
※仮定法のポイント
現実には起こっていないことや、想像上の話をするために使います。「もし〜だったら」「もし〜していたら」といった意味を持ちます。仮定法は現実とは異なる状況を話すときに便利な表現です。
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